水頭別宅

水頭別宅は明治3年(1870年)創業の呉竹酒造株式会社2代目水頭幸太郎夫妻の老後の居宅として大正11年(1922年)に当時の贅を尽くして建造された総檜造り総襖絵の木造平屋建て住居です。
玄関を入ってすぐの2畳の取次の間の他、8畳の座敷、6畳の次の間、4.5畳の納戸部屋があります。
この他に往時は別棟として、くどや風呂などがある台所棟が隣接していましたが、現在は解体され、屋内に流しがあります。

屋内の襖は虎や鶏の絵や風景、書画に溢れ往時の裕福さを感じて頂けます。
家の南側、西側の屋内には縁側がぐるりとあり、日中は南側の縁側から当館の庭、浜川を通し、太良岳山系の山々を借景とした雄大な風景を見ながら一日の移ろいを楽しむことができます。
夜は部屋いっぱいの襖絵に囲まれ、浜川の静かな川の流れを聞きながら、ゆったりと過ごし、お休み頂けます。
また、天気の良い日に庭から浜川河畔に出ますと満天の星を見て頂けます。

水頭別宅は肥前浜宿の中にあり、お越しの際にはゆっくりと浜宿の散策と近隣の七浦、多良、嬉野、武雄などを巡ってお楽しみください。
また日本三大稲荷のひとつ、祐徳稲荷神社も近くに有ります。(車で10分)

時間貸し・お華教室・会議など様々なプランを用意していますので、お気に入りのプランをご堪能下さい。
※2025年夏頃サービス開始予定となります。

宿泊は一日、一組、一棟貸し、朝食付き、夕食は近隣の地元産品を使った割烹、創作料理、飲食店など様々なお店で地元鹿島、浜宿を堪能して頂きます。

この他、お茶会、生花教室、会合、会議、写真撮影の為の時間がしプランをご用意しております。

尚、水頭別宅内の襖は文化財でもあり、中学生以下の同伴、20歳未満の方だけのご利用はご遠慮しております。